教室の様子[体験モニター5歳さんの記録]3

3回目のお絵描き算数体験でした!

今までの様子は↓こちらから(^人^)
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→教室の様子[体験モニター5歳さんの記録]2

多くの方には馴染みがない方法だと思うので、ブログ内でたびたび案内しているのですが

お絵かき算数とは?
どんぐり倶楽部の良質な算数の文章問題を絵に描いて解くことで思考力を育てる学習方法です。

イラスト付きのわかりやすいドリルは「わかったつもりになる」だけだったり、計算問題の並んだドリルは「計算を解く作業手順」が身につくだけで考える力を育てるものになっていないかもしれません。
どんな子にも確実に思考力がつけられるのが「お絵かき算数」と、「どんぐり倶楽部の子育て」です
「お絵かき算数と、どんぐり倶楽部の子育て」というのは、教育は子育ての一部分でしかないので、子育ての部分も正しい方法を選択しないと、せっかくのお絵かき算数という効果的な方法でも思考力養成の効果は軽減してしまうからです。
しかし、それは「完璧な子育て」ではなく、子どもを見て、修正していく、柔軟で楽しい子育てなので気負わずにいきましょう(^^)/

どんぐり問題は年長さんから小学校6年生までの0MX~6MX、各100題の計700問あります(意図的に全く同じ問題もいくつか含まれているので実際にはもう少し少ないのですが)。
0MXは年長さんに、1MXは1年生に…と対応しているのですが、実は明確に学年別でやる問題ではありません。
絵を描く方法を使えば、年長さんが上の学年の問題を考えることもできます。
上の学年の子も、年長さん問題を使って考える力をつけることができます。
「習ってないから解けません(習っていないので考えられません)」
「教えていないものは解けません(教えていないものは考えられません)」
そんな学習方法ではないのです(*^_^*)
だって、もとから考える力は備わっているんですから!

今モニターにきてくれているのは5歳の年中さん。来年度年長さんです。
シュタイナー教育では7歳までは夢の中※。知的活動の目覚める5歳さんには、メルヘンの世界を壊さず(むしろ大切にしつつ)知的な活動もできるどんぐり問題の0MX、年長さん問題は本当にうってつけ。
なので、学年別ではないですが0MXから、じっくりゆっくり楽しんで、1問1問進めていきます。
※シュタイナー教育とどんぐり倶楽部は別のものですが似ているところがあり、シュタイナー教育本も読んで参考にしています

0MX02 しんたろうくんは、そらをとぶおさかなをきのうみました。
おさかなは あかいおさかなと、あおいおさかながいました。
あかいおさかなが3びきいたのですが、あおいおさかなはなんびきかわかりません。
そのひのしんぶんで きのうのおさかなはみんなで8ひきだったことがわかりました。
では、あおいおさかなはなんびきだったのでしょう。

文章問題を、少しずつ読み聞かせ、それを絵に描いてもらいます。

「しんたろうくんは空飛ぶおさかなをきのうみました。」

しんたろうくんは、くまさんでした。空飛ぶおさかなは「雲の形をしたおさかな」を描きました。
しんたろうくんは空を見上げているので、後ろ姿なんですよ☆彡☆彡☆彡 ステキやー(・´з`・)

今回出てきた「きのう」というのはポイントで、しっかり会話のできるようになる5歳さんですが、時制が曖昧だったりします。
個人差はあると思うのですが、この年齢では前にあった出来事は全部「昨日」一昨日も3日前も、全部「昨日」、これからあることは全部「明日」という子もすくなくありません。「今」と「さっき」しかない子もいるかもしれません(笑)
「今この時」を生きている子どもたち…素敵ですよね(*^-^*)
なので、教え込むことでは全然なく、年齢とともに時間の概念は獲得していくのですが、少しずつ、生活の中で意識して使っていくといい概念でもあります。
意外と、時制をしっかりと言葉にださずに会話していることもあるんですよね。

0MXでは「昨日」「今日」「明日」という概念の入った問題にちょくちょくと出会うことになります。

今回は「きのう」は意識しておらず描きこめていないようでした。
とはいえ、絵にこれを情報として描きこむのは、なかなか難しいですよね。大人だと「昨日」と文字で済ませてしまうかもしれません。どんぐり問題、難しい問題です。

次に、あかいおさかな あおいおさかな を1匹ずつ。

その次は、赤いおさかなを3匹。読み聞かせを、絵に正確に描いていきます。

 

しかし、「あおいおさかなはなんびきかわかりません」

ここで、読み聞かせを区切りましたが、ここでは絵を描きませんでした。

「かけたかな?」と促すと、うーん、と悩んでちらっと問題文のまだ読み聞かせてない部分をみて、あおいおさかなを8ひき、描きたしました。

どんぐり問題では「問題文は1回で聞き取る」ことになっています。
そして、子どもは「1回で聞き取る力」があるんです。

「何度も読み返しましょう」と、教えられたことがある人もいるかもしれませんが、これは、子どもには「1度で読み取る力がある」のに、その力を削いでしまう声掛けなんですね。

なので、絶対に厳密に何が何でも1回しか言わないし問題文は絶対に見えないようにしておくからな!っていうものではないのですが…
(自信がないと、問題文をちらっとみることもありますし、その逃げ道をことごとく意図的に封鎖して追い詰めることまでしなくてもいいのですが、1度で聞き取る(読み取る)自信がつけられるように声はかけていきます)

やっぱり、1回で聞き取る力があるので、体験にきてくれている5歳さんに、あえて問題文がみられるようにしていなくてもよかったかなあ、と思ったのでした(;^_^A
「かけたかな?」という声掛けも、余計な一言だったかもしれません。反省です。

 

「そのひのしんぶんで きのうのおさかなはみんなで8ひきだったことがわかりました。」

あかいおさかな3ぴき、あおいおさかな8ひきが描いてあるスケッチブックをみながら、11匹数え

「では、あおいおさかなはなんびきだったのでしょう」

最後に、あおいおさかなを8ぴきを、1回数え、念のためもう1回、しっかり数えて こたえ8ぴき になりました。

お宝問題になりました(*^-^*)
正解にたどり着かなかった問題(お宝問題と言います)を集めておく、「わからん帳」にしまって半年以上寝かせておきます。

問題文にでてこない「数字」を見つけ出すのは、とっても難しい。
「ヒントなし。教えない。」お絵かき算数… 正解しなかった問題はわからん帳にいれるだけ…だから、今回も、ここが違うね、とか、ここはこうしよう、なんてことは言っていません。

そんなのでどう伸びるの? 教えなくてどうやって気づくの?

生活の中で…成長発達のなかで…子どもは新しい思考回路をつくって挑戦していけるんです。
それを見守ること、生活を丁寧に送ること、それが大人の役割です。

今度この問題に出会うときはどんな絵になるかな?

とっても楽しみです(*^-^*)

 

ちょっと余談ですが、学校で習う1年生の文章問題では、出てきた数字を組み合わせると答えがでるようになっています。
「文章問題のような計算問題」とどんぐり倶楽部では記載されていますが…子どもの考える力を養成するのに効果のない問題となっています。

例えばこんな問題になります。

あかいさかなが3、あおいさかなが5います。合わせて何匹でしょう?

最初からイラストが描いてあったり、3匹、5匹、合わせて、というところに〇やアンダーラインがひいてあったりもします。
子どもは、深く考える操作をすることなく、でてきた数字を拾い、「足し算を習っているときは足す」「引き算を習っているときは引く」作業をしたり、「合わせて」と出てきたときは足し算、「差は」と出てきたときは引き算、と「パターンを覚え」させられたりします。
それで、「できた」「わかった」と進んでいってしまうので、高学年になり、抽象的な思考が必要になったときに対応できなくなっていくのですね。

考える力を育てる、解き方を自分で見つける、なんにでも応用の効く「思考回路を育てる」お絵かき算数

選ぶかどうかは強制できるものではありませんが、家庭学習の選択肢として知ってもらえたら、と思います。

 

今回の教室は、お絵かき算数のあとはボードゲーム、折り紙、積み木、風呂敷をつかった遊びをしました(*^-^*) 遊びも、学びのひとつの要素であり、気分転換としても大切な時間です。完成した折り紙のおさかなさん、今日のお絵かき算数ででてきたおさかなさんみたいですね!
(どんぐり問題は、メルヘンがあるので解き終わった後も脳の無意識の部分に残って、考え続けることができる作りになっています。なので、続いている思考がでてきたのかな、なんて思いました)

ところで、自宅教室の利点なのか欠点なのか…

我が家には1歳~8歳たちがいます。
子どもがいるのは利点になると思っているのですが…生徒さんとウチの子と、あーでもないこーでもない!と、お互いにうまく遊べないこともある(笑)

あわあわ( ;∀;)まる~くおさめたい私。
ですが、「お互いの意見を言える」ことって大切なこと。それを「調整していける」ってすごいこと。

私の中に、教室をするならこうしないと、仲良く遊べるようにしないと、嫌な思いはしないほうがいい(いや、ないほうがそりゃいいんだけど)、というものがあるのかもしれない。

放置、関与しない、わけではなく、かといって私が調整役を買いすぎないこと、そのいいところを探っていけたらなと思いました。異年齢の人間関係がある、というのは利点であるはず。難しいけど( ;∀;)
とはいえ、「いや…これはウチの子怪獣すぎるウルサイ。アカンな」と、言う時は夫を召喚しますので。ハイ…。

※ということで、ちょっと支障ありました、という時は修正していくので教えてください( ;∀;)

 

次回も楽しく、お絵かき算数をして、遊ぼう\(^-^)/

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